夢か現か
先日、仕事先(鹿児島)でのこと。ある女性に
「『Golden Boy』に出ていらしたんですよね」と、話しかけられました。
私「はい。出てましたよ」
女性「拝見したんです。錦織さん(少年隊)のファンだったもので」
私「ああ、それは私が出演する前ですね。私の時は(主演は)諸星君でしたから」
女性「そうですか。確か再演もありましたよね」
私「再演は次の仕事と重なりましたのでお断りしました。それにしても30年前ですよ。東京にいらしたんですか?」
女性「はい・・・」
私「・・・いやぁ(嬉しい)・・・」
諸星主演版もご覧いただいていたようで、私の名前に見覚えがあったらしく、思い切って声をおかけくださったとのこと。こちらの方が恐縮しました。
鹿児島のご出身で進学や就職で上京、その時代に『Golden Boy』や、少年隊の『Play Zone』(1988年、私は演出助手)をご覧になり、再び鹿児島でお暮らしの方が案外いらっしゃいます。
2000人規模の劇場で、1ヶ月50回ほどの公演が全て満席でしたから、延べ10万人以上がご覧になっている計算です。同郷の方もいらしたことでしょう。
振り返ると無我夢中でしたが、そんな作品の一員だったことに、そしてそれを大勢の方が楽しんでくださったことに”感無量”です。
(写真は1992年『Golden Boy』大阪公演にて)
0コメント