とんこつ、つけあげ、とりさし、きびなご。

渋谷のJRのガード下に、『さつまや』という居酒屋がありました。

鹿児島の美味しい料理を肴に、美味しい焼酎が飲める店でした。

店主の川崎さんは、高校の先輩でした。可愛がっていただきました。

13年前、家族を亡くし、しょぼくれていた時も、ここで呑んだくれておりました。

川崎さんが逝去され、『さつまや』はなくなりました。

でも、昨年12月に奥様の五月さんが、場所を変えて『さつま おてちきや』をオープンされました。

先日の上京時に、初めて『さつま おてちきや』の暖簾をくぐりました。

奥に 小上がり があり、店のレイアウトが、『さつまや』と似ているように思いました。

厨房が広く現代的になり、お料理の種類が増えていました。

でもやはり、こじんまりとしたお店です。

鹿児島にUターンして10年になります。

四半世紀に渡る東京生活の間に、鹿児島も色々と変わりました。

まず、言葉が変わりました。正調武士言葉は衰退の一途です。

食も変わり、寂しく思っていました。

ところが、私が美味しいと思うさつま料理の味が残っていました。

鹿児島ではなく、渋谷の青山学院大学の近く、『さつま おてちきや』に残っていました。

美味しい鹿児島のお料理を、鹿児島より手軽なお値段でいただけるのですから、東京在住の仲間を、羨ましく思います。

おいしいです。

掲載の写真は、最近、足繁く通っているというYさんから拝借しました。有難うございました。

さつま おてちきやfacebook

https://www.facebook.com/people/さつま-おてちきや/100010557016881

Site Hiroyuki Tateyama

演出家 竪山博之(たてやまひろゆき)のサイトです。 舞台や、映像、ラジオ番組、コンサートを制作したり、 芸術について話したり、脚本を書いたり、俳優を育てたりしています。 Hiroyuki Tateyama, stage theater producer, organaisez le producteur de theatre.

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