とんこつ、つけあげ、とりさし、きびなご。
渋谷のJRのガード下に、『さつまや』という居酒屋がありました。
鹿児島の美味しい料理を肴に、美味しい焼酎が飲める店でした。
店主の川崎さんは、高校の先輩でした。可愛がっていただきました。
13年前、家族を亡くし、しょぼくれていた時も、ここで呑んだくれておりました。
川崎さんが逝去され、『さつまや』はなくなりました。
でも、昨年12月に奥様の五月さんが、場所を変えて『さつま おてちきや』をオープンされました。
先日の上京時に、初めて『さつま おてちきや』の暖簾をくぐりました。
奥に 小上がり があり、店のレイアウトが、『さつまや』と似ているように思いました。
厨房が広く現代的になり、お料理の種類が増えていました。
でもやはり、こじんまりとしたお店です。
鹿児島にUターンして10年になります。
四半世紀に渡る東京生活の間に、鹿児島も色々と変わりました。
まず、言葉が変わりました。正調武士言葉は衰退の一途です。
食も変わり、寂しく思っていました。
ところが、私が美味しいと思うさつま料理の味が残っていました。
鹿児島ではなく、渋谷の青山学院大学の近く、『さつま おてちきや』に残っていました。
美味しい鹿児島のお料理を、鹿児島より手軽なお値段でいただけるのですから、東京在住の仲間を、羨ましく思います。
おいしいです。
掲載の写真は、最近、足繁く通っているというYさんから拝借しました。有難うございました。
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