法隆寺 つまり優しさと穏やかさ。
今月(2022年8月)は舞台の仕事で、16年振りの大阪訪問を楽しみにしていたのですが、残念ながらコロナの影響で公演中止となり残念至極。
ただ、宿泊などは手配済みだったので、それではと夏休みの子供との旅行に切り替え、先週末、空路大阪へ。奈良・京都まで足を伸ばすも、巡ったのは子供のリクエストで聖徳大使ゆかりの古刹のみというピンポイント旅行です。
まずは法隆寺。
子供が聖徳太子に興味を持ったのは、増田こうすけさんの漫画『ギャグマンガ日和』の影響。
「柿食へば」なんて詠まれてるんだから庶民的だろうと高を括っていた法隆寺。
荘厳、壮麗、荘重、壮大。
奈良の人々が、廃仏毀釈で古寺の残らぬ鹿児島では涵養され難い慈悲の心をお持ちの理由がわかったような気がしました。道中、親切に応じていただきましたから。
ちょうどお昼時、炎天下でしたが鹿児島に比べれば日差し穏やか。風に秋の足音を感じました。
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