スイス、サン=プレクス(St-Prex)
10年前は、パリを拠点にヨーロッパ各地を取材して周っていましたが、スイスには足を伸ばせず仕舞い。モーリス・ベジャールさんの、”ベジャール・バレエ・ローザンヌ”を訪ねたいとの願いは、叶わぬまま帰国しました。
2007年に、ベジャールさんはご逝去されてしまいましたので、特に残念でした。
さて、日本の端っこにおりますのに、ひょんなことで、海外のお客様をお迎えすることがあります。先日も、スイス、サン=プレクス(St-Prex)のDaniel Mosini市長ご一家とお目にかかりました。
サン=プレクスは、レマン湖北岸沿い、ジュネーヴとローザンヌの中間の、風光明媚な、人口5000人ほどの小さな町。ワインも美味しいようです。市長ご家族のお話を伺い、一度は訪れるべき町だと強く思いました。
Daniel Mosini市長から、
「今夜は、音楽会か芝居はないのですか?」
と、尋ねられましたので、調べてみましたが、何もなし。観光に訪れても、夕食後は早く寝るしかない鹿児島。これには、忸怩たる思いがいたしました。
昼食をとりながらの和やかな時間はあっという間。またお会いしましょうと約束して、お開きとなりました。その後、市長御一行が鹿児島を楽しまれたか、「また、来たい」と思えるような時間を過ごされたか、気がかりです。
ところで、コーディネーターのMasayuki Konoさんは、中学の先輩でした。毎度、鹿児島の狭さを痛感します。ご縁の有り難さに感謝するとともに、心は常に外に向けていたいと考えております。
0コメント